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奨学金

私費留学生にとって奨学金の確保は死活問題。
そして、多くの奨学金は1年半前に応募が始まる。つまり、2014年度(2014年秋開始)に留学したければ2013年の春夏頃に申し込まなければいけない。大学院の出願がはじまるのはその年(この例でいえば2013年の11月くらいから)なので、奨学金に応募するのは、まだ大学院に出願してもいない時期、となる。

私の場合は仕事をしており、当時体調も不安定で、直前まで留学できるかもわからなかったので、多くの奨学金の応募を逃してしまった。これから留学を考える方はぜひ気を付けていただいたほうがいいと思う。

ただ、最後の最後(留学する年の春~夏)に応募できる奨学金は、数少ないもののあることはあったのだが、私が応募資格に合ったものはただ一つだけだった。(受給していることを公表していいのかよくわからないので(ホームページでの発表も受験番号になっていた。)ここでは名前は記載しません。)
そのただひとつ応募したところに運よく選考していただき、おかげで現在不自由なく生活できている。
それは、とある大手の会社の社長が開いている奨学金で、なんとも寛大なことに返済義務なし。無償で留学期間中月々20万円いただけるというもの。純粋に海外で活躍する日本人を育成したい、とのことで開かれた日本にはほとんどないタイプの良心的な奨学金だ。分野問わず。収入制限なし。選考は書類と面接。誰でも何でもokという間口の広さで、その分倍率は高かったけれど、運よく選考していただいた。この奨学金がなかったら、生活が危うかったかもしれない。本当に感謝しており、機会があるたびにその社の製品を購入しているし、恩返ししていきたい。まったく変換する義務はないのだけれど、心からそう思う。

日本は奨学金制度が本当に充実していない。厚生省が留学する日本人が減っている、と嘆いているようだけれど、それならまともな奨学金制度作ってよ、と思う。そうすれば国に感謝して、国のために恩返ししよう、と思う若者が増え、人材の流出に歯止めがかけられる、かも。

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